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2019.11.18
てっぺんとったどー
第18回関東フットベースボール連盟大会が栃木市総合運動公園で行われました。
この度の台風19号の被害時には今回の会場も冠水して膝丈くらいの水で覆われた
ようでした。
そのような災害後に今大会が行われた背景には栃木市の関係者の努力の賜物であり
本当に感謝するしかありません。
本当にありがとうございました。
さて、今大会には秩父市の予選を勝ち上がった3チームの出場でしたが3チームとも
力があり上位進出を目論んでいたのも事実で正直、力が入っていました
《予選リーグ》
大会前にけが人を二人も抱えてしまったリトモン(予選リーグ敗退)
初戦では素晴らしい戦いをしましたが2戦目以降で確実に点を取らなければ
いけない場面で点を取れなかった南小FBB(予選リーグ敗退)
2勝1敗と2位通過のT-Fighters(何とか決勝トーナメント進出)
やはり関東は甘くない
取らぬ狸の皮算用で終わってしまうのかなと暗雲も立ち込めていましたが・・・
決勝トーナメントに進出したT-Fighters
決勝トーナメントでは常に先制点を取り、先行逃げ切りパターンで決勝戦へ進出。
相手は宿命のライバル マキバオー
大会前の練習試合では2戦2勝と相性が良いのでマキバに苦手意識があれば勝機も
あるかな?と思っていました。
ドキドキの決勝戦 (ここまで来ると秩父市対昭島市みたいに周りがなってしまう
環境がある)
ここでもT-Fightersは先制点を取り幸先いいスタートを切りました
4対0として最終回を迎え、ここを抑えると優勝
マキバはタイムを使いベンチ前で円陣を作りました
(最後の攻撃にこの大会にかける熱い思いを感じました)
外野前に落としてくる取りづらいボールを多用してあれよあれよと追いつかれ
気が付けば1点差。
2アウト。ランナーを背負って一打逆転される場面
ここで代打の起用
蹴ったボールの行方は・・・
これも内野と外野の間に落ちそうなポップフライのボール
これを内野手が取りゲームセット
T-Fighters優勝
歓喜の中、嬉しいのに何故か涙が頬を伝う
今からさかのぼる事、8年前(第10回関東フットベースボール連盟大会)に初めて
秩父から出場したのもこの栃木の地でした。
(関東大会に出場できたのも蕨市フットベースボース協会の会長さんが関東連盟に
働きかけてくれて蕨市の1枠を譲ってもらっての参加でした。)
開会式は陸上競技場でした。天然芝の緑が眩しくて、それだけでとても満足したのを
覚えています。
その時は監督でしたね
右も左も判らなくて、ただただ圧倒されて何とか1勝して初勝利を収めたのを
周りから祝福されたのを今でもよく覚えています
あれから8年・・・
秩父が関東連盟にまだ準加盟の時には蕨市に出向いて関東大会の予選を戦いましたね
その関東連盟にもやっと正式加盟して今では市内で出場チームを選抜できるように
なりました
やっと形となって参りましたが廻りを取り囲む環境は少子化や多種多様なスポーツ、
習い事でフットをやってくれる子ども達は少なくなっています
みんなフットをやろう
長くなってしまった
今回のT-Fightersの優勝は、埼玉で優勝したいねっていつも言っていた
蕨市の会長さんの想いも叶えられました。
関東を取るには10年はかかるかなと遠い想いに馳せたあの時の夢も実現して
もらいました
今までここを目指して頑張ってくれた子ども達の勝利です
そんな子ども達を誇りに思います。